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2025年4月6日第一主日礼拝 「最後の晩餐の教え『愛し合う弟子』」 ヨハネの福音書 13章1~4, 30~38節 吉永輝次先生

  • 執筆者の写真: BANGKOK TBEC
    BANGKOK TBEC
  • 4月6日
  • 読了時間: 2分

2025年4月6日 第一主日礼拝


キリスト者の職業観1


私は大学生時代にクリスチャンになり、キリスト者学生会(KGK)に参加しました。卒業すれば社会人となる中で、信仰が後退したり失ったりする人が多い。どうしたらクリスチャンは社会の中で生きていけるか。具体的なトピックでは、会社で酒の付き合いはどうするか。日曜出勤を求められたらどうするのか。こんな話題がよく出ました。私は硬派(自称)なクリスチャンでしたので、酒の付き合いは断ります。聖日厳守ですから、日曜出勤はしませんというタイプでした。しかし、実際に就職した業界は伝統的建設業で古い体質が残る会社ですから、キリスト者としては最も生きにくい業界に入ってしまい、どうしようかと思案していたものです。実際に11年余り勤務した実感からすれば、思ったほどではなかったというところです。社会生活を経験していく中で、私自身の考えも変わっていったからでしょう。みことばに「あなた方は地の塩です。あなた方は世の光です。」(マタイ5:13、14)とあります。このみことばから見て社会におけるクリスチャンの存在は有益なはずです。塩は水に溶け込んで味を付け、役目を果たします。腐敗防止の役割もあります。光は人々に希望を与え、暗闇を明るくします。クリスチャンという存在が会社の付き合いもせず、日曜出勤をしないという存在であるなら、会社にとっては不便で扱いにくい存在でしょう。会社に雇われるということは、雇用契約を結ぶわけで聖書では主人に対する奴隷の態度として「敬意を込めて主人に従う」(Iペテロ2:18)ことと近似しています。ただ、不法の要求に対してはノーと言うべきです。それこそ、腐敗を防止する塩の役目であったり、暗闇の中に光を灯すことの意味があります。このことについては次回述べてみたいと思います。



2025年4月6日 第一主日礼拝

●お知らせ

●静まり

●祈り

●使徒信条

●賛美

 ・「主は導かれる 福音讃美歌399番」

 ・「私たちのこの口は」

 ・「主の前にひざまづき」

●献金・感謝の祈り

●聖書朗読 ヨハネの福音書 13章1~4, 30~38節

●メッセージ 「最後の晩餐の教え『愛し合う弟子』」吉永輝次先生

●応答賛美「イエスが愛したように」

●聖餐式 (主の手に我が手を重ね)

●頌栄 「ちちみこみたまの 讃美歌541番」

●祝祷

●後奏


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