2025年11月23日第四主日礼拝「力を捨てたモーセ」出エジプト記4章1節～17節 新納真司先生
- BANGKOK TBEC
- 11月23日
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2025年11月23日 第四主日礼拝
土木について８
大江戸線の建設現場には足掛け７年いましたが、最も緊張した場面がありました。それは、トンネル工事でJR総武線両国駅付近の鉄橋の下を通過するときでした。古い鉄橋でその基礎は丸太杭でした。昭和時代のもので50年以上前のものだったと思います。設計では橋脚基礎の丸太杭の間を通過しなければなりません。トンネルを掘削していくシールド機が丸太杭にぶつかったり、掘削の圧力で橋脚が浮き沈みまた傾くようなことがあれば総武線を止めることになり、それだけは避けなければなりません。これらを監視するためこの橋脚にも計測機をつけて常時監視しました。深夜に掘削しますので、この日は多くの職員が泊りがけでした。橋脚の設計図はありましたが、古いものですので丸太杭が設計図通りの位置にあるとは限らないのです。シールド機も精密な測量がなされ誤差は数センチと言われていますが、それでも見えない地面の中を掘削していくわけですから何が起こるかわからないのです。現場では無事通過したのですが、橋脚の変動が1−2cm見られました。許容範囲内であることを施主に報告しました。JR側の判断として継続注視することでしたが結果的に異常なしとの結論に至り、最大の難関を通過しました。（つづく）
2025年11月23日 第四主日礼拝
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●メッセージ 『力を捨てたモーセ』新納真司先生
●応答賛美「主を見上げて」
●頌栄「讃美歌541 ちちみこみたまの」
●祝祷
●後奏