2025年2月23日第四主日礼拝 「エマオの二人」 ルカの福音書24章13節~35節 新納真司先生
- BANGKOK TBEC
- 2月16日
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更新日:3月1日
2025年2月23日 第四主日礼拝
私の職務体験3
私が大江戸線の地下鉄工事現場で勤務している時のことです。私は主に設計変更や出来形検査を担当していました。毎年工事の進捗状況に合わせて、出来上がった部分を検査し、その分の工事金額が支払われる仕組みです。年間の仕事の成果として30-50億円という巨額な入金を伴う検査となるため、事務所全体が緊張感を伴うものです。提出する資料も膨大となります。主に経験者である先輩と二人でこの仕事に取り組んでいましたが、この先輩が他部署に移動が決まったのです。周りからは、「新納一人で大丈夫か、新納ではまだ無理だ。」という声が聞こえてきます。私も経験は不十分であり、役所基準の資料の作成と検査官の前での答弁にはまったく自信がありません。職業人生最大のピンチで「主よ、助けてください。」と祈るばかりです。現場事務所の対応は書類作成の手伝い要員をつけ、検査時には先輩の上司を複数つけて検査官に対応することになりました。外部からお手伝い要員は私より若い人でしたが、非常にてきぱきと仕事をこなす実に優秀な人でした。また頼りになる先輩がいなくなったことで皆で検査を乗り切ろうとする機運が出て来ました。そして期日までに仕上げることができたのです。いよいよ検査の日、検査官の前での答弁が始まりました。私以外にも上司が多く出席したので、検査官にも「ずいぶんと大勢ですね」と言われ、上司も「答弁に負けないように、たくさん連れてきました」と応答しました。私が答えに詰まるような質問には、上司が素早く答えるという連携でした。指摘事項はありましたが、無事に検査を終えることができました。私はこのことを通して「主は私の力が足りなくても、助け手を与えて問題を乗越えさせてくれる方なのだ」ということを学びました。
2025年2月23日 第四主日礼拝
●お知らせ
●静まり
●祈り
●使徒信条
●賛美
・「わがたまよ、主をほめよ 福音讃美歌10番」
・「花も」
・「今日まで守られ」
●献金・感謝の祈り (今ささぐる)
●聖書朗読 ルカの福音書24章13節~35節
●メッセージ 『エマオの二人』新納真司先生
●応答賛美「我が心の目を開いてください」
●頌栄 「あまつみ民も 讃美歌544番」
●祝祷
●後奏