2024年12月22日第四主日礼拝(クリスマス特別礼拝) 「クリスマスの光」ヨハネの福音書1章4節~5節 新納真司先生
- BANGKOK TBEC
- 2024年12月22日
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2024年12月22日 第四主日礼拝(クリスマス特別礼拝)
私の中国観3 新島襄について
この名前を初めて聞き、興味を抱いたのは、先週書いた清水安三先生からです。幕末期に脱藩してアメリカに渡り、宣教師として日本に送られ、官僚になる道を断って、大学(同志社)の設立を行った人です。なるほど、安三先生が大学設立を夢見たのは新島襄の影響だったことが分かります。私がこの人に関する本を読み、好きになって息子の名前につけたほどです。また、同志社大学を訪問し、資料館と墓参りに行きました。また新島が日本を脱出した場所である函館にも行きました。そこには小さな看板が立っており、確認できました。ここから小舟に乗って、アメリカの商船ベルリン号に乗り込み、上海につきました。この密航を手伝ってくれたのは、函館で知り合いになった英語堪能な福士成豊という人で、事前にベルリン号の船長を説得してくれたようです。新島は上海で中国語の聖書を手に入れ、読んだとあります。上海でワイルドローバー号という船に乗り換えて、アメリカボストンにたどり着きます。ボストンでジョセフ・ハーディというクリスチャンに拾われます。ハーディは彼の書いた英文の手紙を読み、その情熱に打たれたといいます。何か感じるものがあったのでしょう。その後、大学、神学校にも通わせています。新島襄がアメリカ滞在中に特筆するものとして、岩倉使節団の通訳として欧州の教育制度を視察しています。そのきっかけは、使節団に森有礼初代文部大臣が乗船しており、彼はクリスチャンで新島と意気投合しました。
欧州の教育制度について新島がまとめ執筆し、森文部大臣が明治新政府が近代日本学校制度が確立しました。新島、森のキリスト者コンビがこれをなしたのです。両者帰国後、森は新島を右腕にしようと仕官することを強く勧めますが、新島はこれを拒否。大学を設立し、教育によって日本をキリスト教国とすることが夢だったからです。
2024年12月22日 クリスマス特別礼拝
●お知らせ
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●祈り
●主の祈り
●賛美
・「荒野の果てに」
・「もろびとこぞりて」
・「きよしこの夜」
●特別賛美「さやかに星はきらめき」
●献金・感謝の祈り (今ささぐる)
●聖書朗読 ヨハネの福音書1章4節~5節
●メッセージ 『クリスマスの光』新納真司先生
●応答賛美・キャンドルサービス 「きよしこの夜」
●頌栄 「あまつみ民も 讃美歌544番」
●祝祷
●後奏