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2024年2月11日 第二主日礼拝『死後どこへ行くのか』ルカの福音書16章19〜31節

  • 執筆者の写真: BANGKOK TBEC
    BANGKOK TBEC
  • 2024年2月11日
  • 読了時間: 2分

2024年2月11日 第二主日礼拝


今週私はヤド・バシェムバーチャルツアーに参加しました。これはエルサレムにあるホロコースト記念館で、グーグルマップのストリートビューのような感じで館内を案内してくれます。案内役はイスラエル在住のジャーナリスト石堂ゆみさんで、私はかつてイスラエル訪問したときにガイド役を務めてくれた人です。ナチスドイツ政権下で行われたホロコーストについて、印象的なことはこの政権は民主主義下で誕生し、国民から圧倒的な支持があったということです。その背景にドイツは第一次大戦で敗北し、不景気となり国民全体が沈滞ムードの中、この優秀なドイツ民族がこのような現状であるのはユダヤ人のせいだ、ユダヤ人を排除すればこの国は再び立ち上がると宣伝したことに国民がなびいたのです。現代に当てはめると不景気の原因を○○ファーストと言って、誰かに責任を負わせて人気を集める手法にも似ています。またユダヤ人にしてみれば、何も悪いことを行ったわけではないのに、ユダヤ人であるというだけで迫害を受けるのは民族はあっても国がないことの悲劇、その不条理に黙って耐えるしかない苦しみです。何も悪いことをしていないのに十字架にかからなければならなかったキリストにも重ね合わさって見えます。西洋人はユダヤ人が苦しみを受けるのはキリストを十字架にかけた罰なのだと考えます。しかし、聖書でパウロがこのように言っています。「彼ら(ユダヤ人)の背きが世界の富となり、彼らの失敗が異邦人の富となるのなら、彼らがみな救われることは、どんなに素晴らしいものをもたらすことでしょう」(ローマ11:12)。今、異邦人である私たちが福音の恩恵を受けているのは、ユダヤ人の苦難の歴史の上に立っているともいえるのです。そう思うと、ユダヤ人に対して感謝の気持ちが湧いてくるのです。明日はユダヤ人伝道をしている石原和恵宣教師の証しがあります。ご期待ください。


2024年2月11日 第二主日礼拝(会堂・Zoom)


●静まり(前奏)

●お祈り

●主の祈り

●賛美 

 「主の御言葉待ち望む」 

 「Still静まって知れ」

 「主はよいお方」

●献金

●お祈り(献金感謝)

●聖餐式

●聖書朗読 ルカの福音書 16章19~31節

●メッセージ 『死後どこへ行くのか』 新納真司先生

●応答賛美 「主のまことはくすしきかな」

●頌栄 (ちちみこみたまの)

●祝祷

●後奏



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